ネイリストの魅力
ネイリストが憧れの職業となっている理由とはいったいなんでしょうか。
その魅力はなんといっても自立している女性像のイメージ、働きやすさにあります。 女性らしさを生かして誇りをもって仕事をしている姿はやはりカッコイイですね。
また年齢に関係なく仕事を続けることができるので、看護師さんのように経験を積めば強いのです。会社勤めに魅力を感じなくなった方や、妊娠出産して一段落した主婦達が職場復帰を考える際にスク ールに通い始めるケースも多く、10代~60代まで幅広い世代の方がネイリストとしてかつやくしていらっしゃいます。
管理人もまさに妊娠出産を終えた1年後にネイルスクールに見学・体験しに行き、その場で申し込みしました。
経験を積んだネイリストは独立開業する方も多く、マンションの一室を借りてサロンを開く人、自宅でネイルサロンを開く人、出張スタイルなど様々な活躍のかたちがあります。管理人は自宅サロンを開いています。
大事な信頼関係と技術力 それでこそネイリスト
ネイルサロンへ行ったことがある方はネイリストがどんなサロンワークをしているかだいたいわかりますね。
早い手さばきとリズミカルな施術が記憶に残っていませんか。 行ったことがない方もマネキュアを爪に塗ったことはあると思いますが、綺麗にムラなく塗るのは意外と難しく感じたと思います。
ネイル施術は一見簡単なようにみえますが実は高いレベルの技術力が求められます。そしてサロン業務では一日に何人もこなす為のスピードが求められます。管理人は今もなお「スピード」が課題 です。
ネイリストはお客様との信頼関係の上に成り立つ職業でもあります。それは自分が美容院へ行った時信頼できる美容師さんに髪をカットしてもらいたい気持ちを想像すればわかりますよね。 信頼関係を築くためにはまず技術力を磨くことが第一です。 技術が高いとお客様も喜んでくれます。
資格取得で身につくこと 知識・技術力・スピード・自信
そして爪まわりの疾患、皮膚科学、衛生・消毒法などの基本的な知識も備えることが必要です。
これらのことは趣味でネイルをしているだけでは触れる機会は ありません。 管理人も全く知りませんでした。
検定用のテキストにはネイルの歴史から爪・皮膚・関節・疾患、衛生・消毒、色相、配色、チップラップ、イクステンションなど、その他扱う薬品などの化学的な情報がこと細かに解説されています。ひと通り学ぶとかなりネイルに関係することについて詳しくなります。
資格取得する際にはこのような知識の習得は必須になります。ネイリスト検定には実技試験のほか筆記試験があるのですが比較的優しいので誰でも合格ラインにいけると思います。しっかりと知識 、技術を学び実践でも対応できるネイリストになるために資格取得に挑むことをおすすめします。
管理人もはじめ、ジェルとアクリル(長さだし)を学ぶコースを選びましたが結局検定の大事さ(検定を受けるにあたって知識、技術、時間配分の仕方、スピードが身につきます。)に気づき、検 定も受けることにしました。ネイル業界では3級は当たり前の登竜門でもあります。
2級以上を取得しているとサロン就職に有利です。有利になる、という言い方よりも2級はサロン就職の際に必要なのが実際です。サロン経験がない場合はとくにそうです。管理人も運良く3級、2級 とスムーズに合格することができました。この2級の肩書きがあるだけでなんとなく誇りと自信をもってお客様に施術することができています。サロン経験はないのですが胸を張ってネイルサロンを 経営することができているのです。もちろん合格証書はサロンの隅にちゃんと飾ってあります。
普通の会社員だった子育て管理人が無事ネイリストになっているのを聞いて安心しましたでしょうか。
まったくネイルとは無縁だった管理人がスクール選びからサロンオープンまでに経験した役立つ情報をお伝えしていきます。
目指す方向性を決める
どんなネイリストになって活躍したいでしょうか。
トップネイリストになりたい、サロンに就職したい、自宅サロンを開きたい、様々だと思います。
トップネイリストになるには1級取得までがんばってください。1級取得後も継続的に研鑽する必要があります。 サロン就職には最低限2級を取得をして下さい。 自宅サロンを開きたい方は3級以上を目指して下さい。
資格取得以外にサロン業務では様々なことが要求されます。例えば現在主流のジェルネイルはジェルアート、ペイントアート、マーブル模様、ドラッグアート、大理石ネイル、タイダイ模様、グラデーション、などの手法を得とくしないとお客様に施術することができません。
またサロンによってもジェルネイルが多くオーダーされるサロン、スカルプチュア(長さだし)がよくオーダーされるサロンなど分かれます。 デザインスカルプチュア、フレンチスカルプチュアなど、ハイレベルな能力やセンスは短期間では習得できません。
スクールを卒業した後もトップネイリストのセミナーに参加したり継続的にコツコツと技術習得、向上を目指し練習し続ける必要があります。