腸内フローラ10の真実 腸内細菌が糖尿病、肥満、加齢、炎症に関わっている  失われてゆく、我々の内なる細菌

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腸内細菌、まだわかってないことが多いようですが、探れば探るほど驚くべきことがでてきますねー。

腸内フローラ

この本は 腸内細菌が、やせ薬として、また糖尿病予防にも関わっているという内容で展開してます。驚きですねー!

また、腸内細菌のだす毒素が炎症を起こさせているんですね! 悪い腸内細菌ですね、これは。

腸内細菌についてすべて解明されれば、現代の病の半分くらいは原因がわかるんじゃないでしょうか。と、勝手な想像をしてます。

研究者の方に頑張ってもらって免疫の8割を担う腸のことを早く全部解明してほしいなー

この本は一気に読める程度の内容量です。テレビ番組で特集する程度の内容かな。


やせる! 若返る! 病気を防ぐ! 腸内フローラ10の真実

腸内細菌のことを細かく書いている本は 「失われゆく腸内細菌」。

もっと奥深く知りたい、現代人の腸内細菌がどう危機に直面しているかを知りたい場合はこちらが必読書でしょう。

失われてゆく、我々の内なる細菌

内容紹介

19世紀に始まる細菌学によって、人類は微生物が病原になりうることを知った。
そしてカビに殺菌力が見出される。抗生物質の発見である。以来この薬は無数の
命を救う一方、「念のため」「一応」と過剰使用されてきた。これは、抗生物質は
仮に治療に役立たなくても「害」は及ぼさない、という前提に基づいている。しかし、
それが間違いだとしたらどうなのか――。

人体にはヒト細胞の3倍以上に相当する100兆個もの細菌が常在している。つまり
我々を構成する細胞の70-90%がヒトに由来しない。こうした細菌は地球上の微生物の
無作為集合体ではなく、ヒトと共進化してきた独自の群れであり、我々の生存に不可欠だ。
構成は3歳くらいまでにほぼ決まり、指紋のように個々人で異なる。その最も重要な役割は
先天性、後天性に次ぐ第三の免疫である。しかしこの〈我々の内なる細菌〉は抗生剤の導入
以来、攪乱され続けてきた。帝王切開も、母親から細菌を受け継ぐ機会を奪う。その結果生じ
る健康問題や、薬剤耐性がもたらす「害」の深刻さに、我々は今ようやく気づきつつある。

マイクロバイオーム研究の第一人者である著者は、この問題に対して実証的に警鐘を鳴らすとともに、
興奮に満ちた実験生活、忘れがたい症例や自身の腸チフス感染などを通じて、興味深いが複雑な
マイクロバイオームへの理解を一気に深めてくれる。その案内人とも言えるのがピロリ菌だ。
19世紀にはほぼ全ての人の胃にありながら、21世紀の今は消えつつある。そのピロリ菌の
本態に迫ることは、マイクロバイオーム全貌解明への指標となりうるかもしれない。

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外国人の著者なので、訳された日本語であり、本が分厚く、内容が奥深いです。でも驚くべきこと大事なことがたくさん書かれているので、勉強になりますし、自分の健康や家族の健康にまで生かせる本だと思います。

免疫の病気、アレルギーなどが抗生物質の乱使用によって生じ、患者が増えてきたことや、抗生物質、帝王切開が腸内細菌叢に与える影響、ある種の病気の患者は腸内細菌の種類が少ないことなど、知っておくべきことが盛りだくさんです。

個人的にはこっちの本のほうがおすすめ ☆5つ。

自分自身、抗生物質のせいで、ひどい症状がでて大変な思いをしたので、もう絶対抗生物質はイヤ!って思っています。(;´∀`)

こどもにも与えたくない。やむをえず与えないといけないときはぐっと辛抱して、ごめんね、といいながら与えると思うけれど・・・

あ、こども・・・生まれてすぐ抗生物質点滴入れられていたな・・・もう遅かったか・・汗

絶対むやみに与えちゃだめ。腸内細菌がどんどん減っちゃう。生き残った耐性菌がどんどん増えてさ。悪い菌なんだよね、生き残るのは!

腸内細菌の種類が多いほうが健康を保てるようだ。種類が少ないと腸 つまり免疫システムが弱くなるみたいだね。

体内の細胞や細菌、ホルモンや酵素・・いろんなものが密接に関わっていて、知れば知るほど、探れば探るほど神秘的な何かを感じます。こんな大きな体の人間も、細胞や細菌の集まりでできているんだなーって思い知らされますね。

太古の昔から現代まで・・・体内で行う処理や作業、他の細菌にまかせてきた役割など長い年月かかっていまの私たちがあります。

その腸内細菌に託した役割をしっかりと体内でやってもらうにも、これからも一緒に彼らと共存していかねばならないんだなー。持ちつ持たれつ・・・

おなかを大切に・・・

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