渡航前のやっておかなきゃいけない手続きについて。駐在員など日本から派遣される場合は日本の雇用契約があるまま海外に行くのでほとんど不要ですが、現地の会社に雇用された場合、留学する場合などは手続きが必要です。
渡航前やることリスト
海外滞在中 | 備考 | |
国民年金 | 海外転出届をだすと(住民票をぬくと)資格喪失しますが、老齢年金の受給資格期間には通算可能です。金額の反映はなし。希望者は任意加入ができます。 |
任意加入していない間の死亡・障害等の発生に対しては遺族基礎年金、障害基礎年金は不支給です。後悔しないようにしましょう。 |
国民健康保険
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1年以上(自治体によって期間は半年、1年と幅がある?ようです)海外に滞在予定の場合は資格喪失します。逆に1年未満の場合には 資格を喪失することなく、継続して保険料を支払うことになります。 | 加入中は、海外で受けた治療費も、療養費として後日日本に帰国したときに国保に請求することができます。その際は日本の医者で受けた場合の3割相当が補填されます。請求する場合は、書類を揃える必要があるので帰国前に確認しておきましょう。
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医療保険・生命保険
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加入している保険会社に確認。うちは念のため、海外で入院した際の海外用書式を送ってもらいました。保険会社によっては事象が発生してから出ないと書式を送ってもらえないところもあります。 | |
海外旅行保険
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健康保険を脱退した場合、会社の医療保険がない場合は海外旅行保険をかけたほうがいいでしょう。
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住民税
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前年の収入にかかる住民税は翌年の6月~5月までに支払うことになっているので、海外に渡航しても前年分は支払わなきゃいけません。残りの分は、役所でまとめて払うことができるようです。日本にいる家族にお願いするとか。 | |
児童手当
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対象児童が日本にいることが支給要件となったようです。こどもが留学中は条件がありますが、支給される場合があります。要確認。 | |
海外転出届
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渡航14日まえから市役所で手続きできます。パスポート、身分証、印鑑など持参します。 | |
郵便物の転送届
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郵便物の海外への転送はしてくれないので、実家に届くように転送届をだすか、停止手続きなどします。 | |
国外運転免許証
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マレーシアは国外免許証が有効な国です。日本で手数料2500円くらい払って、国外免許証を手に入れれば、マレーシアですぐに運転できます。有効期限は1年。手帳のようになっていて大きいので、持ち運びに不便ですがとりあえずはこれでOK。 更新が面倒な場合はマレーシアで免許証を書き換えることもできます。1年以上滞在予定で日常的に運転する方は現地で書き換えたほうが楽です。 |
警察署か、試験場で発行してもらえます。 ◆運転免許証 ◆ 写真1枚(縦5cm×横4cm) ◆パスポート等、渡航を証明するもの ◆古い国外運転免許証を持っている方は、その国外運転免許証 その場ですぐに発行してもらえます。 |
ガス電気水道の停止手続き
今の住まいのガス、電気、水道は検討して電気だけ残していくことにしました。電気を1ヶ月全く使用しないと基本使用料が半額になるようなので、契約アンペアも30Aから20Aに下げていくことにしました。
このアンペアの契約変更は電力会社に電話すると無料で切り替えてくれます。翌日作業員が家にきてわずか10分くらいの作業で済みました。
「20Aになるとブレーカー落ちやすくなりますよ、エアコンとか、ドライヤーとか、同時使用できないですから気をつけて下さい」とのこと。
ブレーカーが落ちてしょうがない、っていう場合にはまた変更しにきてくれるそうです。季節ごとにアンペアを変えたいってのはNGみたいです。
基本料金は30A 820円、20A 540円。わずかな金額ですが、20Aの半額は260円ですので、1年で1800円の差。ちょっとでも節約できるなら嬉しい限りです。ちょっとでも電気を使ったら基本料金全額ですから海外に行く前にはブレーカーを落として行くのを忘れずに。
ガスは東京ガスですけど、全く使用しない場合でも基本料金がかかるようなんです。使用料に多じて700円~1300円ということなので、月700円くらいはかかるのかな。
水道・・・ 全く使用しない場合でもやっぱり基本料金が1000円前後かかってきます。水道は地域によって料金は数倍の差があるようなので、ぜひ調べてみて下さい。
停止の手続きってどんなだったっけ?と思ったんですが、水道は立ち会い不要でした。ガスは作業員が来ますが、声をかけるくらいで、特に立ち会いは不要でした。(不在でも大丈夫らしい)でもガスは立ち会いが必要な場合があるようですね。以前プロパンガスの時は停止の時に立ち会い必要でした。その際に保証金も返していただきました。