小学生 出入り禁止にする理由と悩めるお母さん達 今こども達と過ごせる時間を大切に。

スポンサーリンク

こども 出入り禁止

どこの家庭も同じように悩んでいるようですね。

こどもの友達が我が家で遊んだ時に、その子の言動を理由に親が出入り禁止の決定をするか、しないか、又は実際にした、しなかった という事を・・

出入り禁止にする多い例としては、

子供の友達が、お腹がすいたと言う、食べ物を要求する
友達が勝手に冷蔵庫を開けて食べ物を物色する
友達が門限を守らない 帰る時間になっても帰らない、「うちはまだ大丈夫」と言う
友達が勝手に引き出しやクローゼットを開ける
友達が勝手に家の中を探検する
友達が乱暴な言葉遣い
友達が挨拶をしない「こんにちは」「お邪魔しました」「ありがとうございました」など。
友達が自分の子をいじめる、妹や弟をいじめる、蹴る
友達が家のものを壊す、障子に穴をあける、おもちゃを壊す
友達がベッドやソファの上でジャンプする
友達がゲーム目的で来て自分の子供はそっちのけ
友達が一方的に我が家で遊び、一度も友達の家で遊ぶことがない
友達が学校帰りに我が家に寄っていく
友達が来た時にお金が無くなる、ゲームが無くなる
友達がみんなのお菓子まで食べてしまう
友達に(上記のことを)注意してもきかない

などがほとんどの理由ですね。

我が家でも(上記のことは)同じようにありましたね。(;^_^A

多数の子供たちを受け入れている我が家 こどもは社会からの預かりものという思い こどもは皆で育てる

外遊びがしにくくなった昨今 子供たちにできるだけ遊ぶ場を提供しようという気持ちで家を開放し、時間をつくり、遊べるようにしてきました。フルタイムで働いているお母さんたちの代わりに子どもたちを見てあげよう、という気持ちもありました。

毎週友達が遊びに来てくれますが、4人~5人集まります。

おやつもいろいろ考えます。季節のフルーツ、りんご、ぶどう、みかん、柿、パイナップル、すいか などに、チョコレート菓子、おせんべい、スナック、和菓子、夏はかき氷など、組み合わせで3種くらい その都度、何がいいかなあと思い前日に買いにいきます。(私の楽しみとなっています)

クッキーを焼いたり、揚げドーナツを作ったり、昔自分のおかあさんが作ってくれて嬉しかった記憶を思い出し 手作りのものも時々提供してます。

もう何年も続いてます。

大変なのは掃除。前日から大掃除です。毎日毎日綺麗にしてもこどもはすぐに散らかすので、1年中掃除ばっかりで、これには正直うんざりなんですが・・まあどこのご家庭も同じですよね、友達を呼ぶ呼ばない関係なく家は散らかるので掃除ばっかです。
友達が来るときには前日から、ゴミ拾い、掃除機、トイレ掃除、洗面所掃除、玄関掃除、こどもにも協力してもらって掃除をします。

子どもの友達にこんなこと言われてしまったことも。「来るたびに汚くなっている。」いやー私は散らかっているの大嫌いなんだけどねー(;^_^A こどもですこども。

いろんな子がいます。

友達がくるたびに声をかけ、子供たちが幼いころからいろいろ他愛もないことを話をするようにしてきました。コミュニケーションをとるようにしているので、子供たちも色々と私に学校のことなどを話してくれます。それはとっても嬉しいことです。どの子もやはりまだあどけなくて みんな可愛いです。(あいや、正直カチンとくる時もあります。(^-^;)

我が家で何をするかといえば、もっぱらテレビゲームです。テレビゲームが禁止でできない時は喜んでは来ませんね。(笑)他のことでも遊べないわけではないが、テレビゲームが一番盛り上がるというのです。こどもいわく。親としては2時間も3時間もずっとテレビゲームをやっている姿を見るのは正直辛いですね、半分は外遊びしてほしいとやんわり伝えたこともありましたが、守られてません。自分がこどもの頃を振り返るとほとんどが外でたまに家の中でした。公園にいけば誰かしらいましたよね。野球やったり鉄棒やったり缶蹴り、やっていたなあ。
子供たちにも外遊びの楽しさを知ってもらいたいと思いつつ、ほぼテレビゲームで終わっているので、ルールを変えてゲームの時間制限しようと思っていますが子供たちが納得するかどうか、とにかく時間制限は考えないといけませんね。ブーブー言われることは必須です。

放課後家で一人でいるよりも友達と遊びたい

この前ママ友から「うちの子、友達いないの。家で一人でゲームやってるの。〇〇の家に行きたいって言ってる(我が家のこと)、遊べるか電話して聞いてくれないかって言うの。」と聞きました。

その子は誰かの家で出入り禁止になっているようなことをちらっと聞いていました。前はよくうちに来ていたお子さんです。
あまり挨拶はしない、門限を守らない、おやつと言い出す・・・ということが我が家でもありました。その子のお母さんはフルタイムで働いています。毎日放課後家で一人でゲームって・・ちょっと想像しただけで胸が痛くなりました。
一人でゲームやるならみんなでやったほうがどれほど楽しいか・・・先日その子を久しぶりに呼んで4人で遊びました。しばらく見ない間にますます大きくなっていました。
その子のやりたかったゲームがこちらのミスでできなかったので、ちょっと申し訳なかったのですが、今度できるようにしておくね、と約束しました。

やはり帰る時間を促しても帰ろうとはしませんでしたが、もう暗いからまたね、と言って帰しました。
帰り際に「またあのゲームができるんなら来たいな できるようになったら呼んでね」と言って帰っていきました。(笑)

子供達が来るとなにかしらは起きるが、それもやがてはいい思い出。

親が子供同士のことに口出ししてはいけないのは承知ですが、やはり目についてしまうこともあります。私自身不徳の致すところだと日々反省します。葛藤ばかりです。

まあよくあることですが、例えば・・・おやつをせがむ、持参したおやつをボリボリ食べ始める とかですね。(;´・ω・)

あるお子さんが「なんか食べ物ないかな」と私に聞こえるような声の大きさで何回か言っていたときは、どう返答しようか、保護者として親として試されました。確か何も言わなかったんだと思います。おやつだして、と言われるとだしたくなくなるのはこれまた私自身まだまだ未熟なんですね。(笑) 優しいおばあちゃんだったら二つ返事で「はいはい たんとお食べ」なんて言ってあげるのでしょう、無上の愛で。

それとこれは未だに謎なんですが、封筒に入っていた子供の1000円札がなくなったことがありました。いつなくなったのかはわかりませんが。こども自身もだらしないので本人がなくしたのかもしれません。人の出入りが多いと物がなくなったときの原因究明は難しくなります。私自身やきもきした気持ちが長く続きました。まさかあの子が・・・とか。疑うのもいやだし、でも盗んでしまうようなことがあったらそれは注意しなくてはいけない、とかいろいろ頭はぐるぐるまわってましたね。

出入り禁止という言葉は重みがあり、こどもに使うのは避けるべき

上記に列挙したよろしくないことが起きた場合、その友達に出入り禁止という宣告をするかどうか迷う方が多いですが、そこでまず考えなくてはいけないことはいっぱいあります。

宣告するほどのことなのか、その前に相手にちゃんと注意したかどうか、
宣告された子の気持ちになってみる、自分の子供の気持ちになってみる、
なってみるといっても大人だから子供の気持ちを考えるのは難しいかもしれませんね、もしかしたらできないのかもしれませんが、思いをめぐらし、自分がそういう立場になったように頭で考えてみて下さい。幼いときを思い出しながら、仲良しだったあの友達の家のお母さんからそんなことを言われたら というように。

ある日突然「あなたはうちに入れないよ、そういうことになったの」と友達から聞かされることになるでしょう。
理由が不明だったら何か悪いことをしたのか、思い当たることはないか きっと悩むでしょう。その日以降暗い影を落とし続けることになるかもしれません。
内気な子だったらその子の人生に大きな影響を与えることもあります。出入り禁止という言葉自体、私は過酷な過激な言葉で、重みがあり、それを言い渡された日には・・・私だったら とてもとても・・沈み込んで学校にも行きたくなくなっていたと容易に想像できます。
自分を拒否されたということですから・・。その友達の間の関係もこれまでとは変わったものになるでしょう。

小学校低学年のこどもたちに そのような重みのある言葉を言い渡していいものなのか?
いえいえ、よくないに決まってます。
せめて「こういうことがあって、注意しても守ってくれなかったから、〇〇ちゃんはちょっと家に呼んで遊ぶのは しばらくお休みね、」など表現を変えてほしい。

6歳、7歳の子供たちにとって大きな大人から怖い形相で低い声で言われた言葉がどれだけ恐ろしいものなのか、想像してみてください。昔校内に一人か二人はいた男の迫力ある先生、怖い先生っていたじゃないですか、あれです、とてもとても怖かったでしょう?

大人に使うような過酷な宣言は絶対避けるべきです。自分の子供に伝えるときも、よく考えてから真意が伝わるように話してあげたい。さまなくば、将来自分の子供が大人になったときに「出禁、出禁」とはやし立てることになるでしょう。

今の私を支えてくれているもの あの時の朗らかな笑顔のお母さんたち

多人数の子供たちを毎週受け入れてきた私ですが、なにがそうさせているのかはっきりとわかります。

それは私の心の奥底にいつもあるもの。私がこどもだったときに、友達のお宅にお邪魔して遊んだとき、お母さん方はいつも明るく笑顔で受け入れてくれた、美味しいおやつを用意してもてなしてくれた、大切にしてくれた、褒めてくれた、嬉しかった・・・・

そのたくさんの思い出と感情が私の心を満たし支えてくれているのがわかります。恩返しというか、こどもの友達にも同じようにしてあげたいな、という気持ちが大きいと思います。

当時うちは家に友達を呼ぶことはできませんでしたから、いつも外か、友達の家で遊ぶしかできませんでした。
うちにはファミコンもなかったので、友達の家でファミコン 特にマリオをやることが最上の楽しみでした。友達はマリオなんてもう飽きていて「他の遊びしようよ」と、なかなか長い時間はできなかったのですが。。。(;^_^A

当時の友達のお母さんたちは嫌な顔一切しなかったなー。まあ30年前位前ですが、当時のお母さんたちは朗らかで余裕があってどの子供にも優しかったと記憶しています。

母というべきもの、やはり大らかでどっしりとしていて芯が強く、明るくて愛嬌り度胸あり・・・

私にとってはそんな肝っ玉母ちゃんが理想です。そうなりたいと思っています。大阪の飴おばちゃんみたいに気さくな母ちゃんになりたいのです。(笑)

子供達を出入り禁止にする前に 私達の言動も振り返ろう ちゃんと注意したのか伝えたのか

それで、こどもたちがある家から出入り禁止になるような悪いことやいけないこと 失礼なことをしたら、いきなり出入り禁止を子供伝いに下すのではなく、まず自分のこどもと同じように注意することが必要なんだと思います。

つまりは・・・自分のこどもに注意するように注意できたらいいのですが、なにがとめるのでしょう・・・いいお母さんでいたいから? 怖いってうわさが広がるのがいやだから? おやつださないとケチって思われたくないから? 礼儀がない、躾されていないその子の親に腹が立つから? そんなところではないかと思うのですがおそらく・・・。

いまどき本当にその子のことを思って叱ってくれる、注意してくれる人っていないんだな、と思うのです。
その時に何も言わないで、注意せずに、あとで自分のこどもに文句、不満をぶちまける、これでは子供の友達関係もお母さん自身の人間関係もうまくいくはずがありません。

うわべだけの笑顔で帰ったとたんに鬼の形相の人ってお母さんに限らず怖いですよね。二重人格というか。よその子にも言いたいことを伝えられない大人、私達自身にも問題があるのだと思います。

日本人の言わなくてもわかる習慣とか、この空気わかって行動してとか、本音と建て前が違うとか、無理難題つきつけてもそんなこと子供にはわかりませんから。(^.^) それをわかって子供が行動していたらもうそれはこどもではなく、立派な大人の日本人だと思うのです・・・。

言いにくいことをどう伝えればいいのでしょうか。

ひとつ思いついたのが、小学校の担任の先生、そう、先生のようにこどもたちを一緒に過ごす中で、子供たちに平等に接し、注意するときは注意する、褒めるときは褒める、一緒に笑う、というあの姿は理想なのではないかと。

先生の心構えが私たちにも必要なのではないかと気づきました。先生だったら由々しき事態が発生したらその場で注意してますよね。本気で怒りますよね、それで後には引きずらない・・・凛とした態度で子供達に接する、それが目標です、いつも反省の日々です。

子供達と過ごせるのはわずかな期間だけ

家の中でルールを守れない友達にイライラ、やきもきしているのはもったいない、そんなときこそ大人の腕の見せ所。知恵比べだと思って子供達に上手をとられないように頭を使ってみましょう。

怖い顔ではなくて、笑顔でね。

もう一回言います、笑顔です。

笑顔は何物にも勝るのです!

「あ、そこの引き出しは・・・大事なものがはいっていることもあるから開けないでね、他のお宅に行った時も勝手に開けたらだめだよ ニコッ」

「おやつね、、、あまりおやつおやつって他の家行った時にも行っちゃだめだよ、用意してないときもあるからね ニコッ」

「あ、もう帰る時間だからね、ルールだからね、ルール守らないと次回これなくなるのいやだから またおいでね、ニコッ!」

いかがでしょうか・・・

冷静な顔や怖い顔だとこどもは構えてしまいます。笑顔で言ってみてね、それで調子にのってふざけてくる子がいたらちょっと声色変えて「おんどりゃー」とかゲンみたいに言って・・(笑)

うっわー これ自分で書いていて、まったく自分ができていないことに恥ずかしくなります。(笑)(冷や汗)(;・∀・)

はい、私も日々反省してます。こどもたちと一緒に成長していきたいです。

こどものことで悩めるのも今だけ。あっという間に大きくなってしまいます。友達もそのうち寄り付かなくなるでしょう・・・さみしいな。あと5年、10年、いつまでこどもと一緒に過ごせるのかわかりませんが、一日一日短くなっています。

二度と戻ってこない日々。

高いところから俯瞰して見てみたら、ずいぶんちっぽけなことで時間を無駄にしていることがわかります。今を大切に。

一日一日を大切に。

こども達の心に残したいのはお母さんの朗らかな笑顔と明るい声。

私たち女性が賢くなくては! 目の前のことに分銅されるべからず

自分の子もよその子も無上の愛で包み込む

大らかで、明るく笑顔でいるよう心がけよう♪

きっとこどもたちに残ります。


自分がこどもの時に、友達のお母さんはどんな顔をしていましたか? いつも明るく笑ってほがらかにあなたを受け入れてくれていたと思います。そんなお母さんになりたいですね♪

More from my site