妊娠希望している女性にとってタイミングは一番の関心ごと。
排卵検査薬を使ったり、おりものの状態を見たり、基礎体温を計ったり。
排卵日を特定できれば妊娠率はあがってきます。
排卵検査薬で反応するのはLHサージ。
LHサージは排卵直前の大きさのグラーフ卵胞の卵母細胞の成熟分裂を再開させ、
排卵を引き起こす。
LHサージ開始後、ヒトでは24-36時間(ピークからは10-12時間 15時間-24時間とも)で排卵する。
卵子が受精できるのは、約24時間
精子が女性の体内で生きていられる時間は2日-5日間ほど
数億個の精子が最終的に卵管膨大部まで到達できるのは、たったの数100個
「排卵したときには、すでに精子が卵管膨大部で待機していた」というのがよい。
精子が卵管までたどりつく到達時間は数十分から1、2時間 遅い精子でも10時間程度。
検査薬が陽性になった日の翌日あたりが排卵日なので、排卵日5日前~排卵日当日までが妊娠可能期間と言える。
研究では排卵日よりも前にタイミングをとったほうが、妊娠の可能性が高いことがわかっている。
最も妊娠する可能性が高いのは「排卵の2日前」、その次が「排卵の前日」、そして「排卵日」の順です。
「排卵日が最も妊娠しやすい日」だというのは実は誤解で、排卵日はすでに妊娠率が低下している
陽性になった日にタイミングをとり、次の日も続けてタイミングをとる。
これで妊娠の確率は高くなるということです。
排卵日を特定するのが鍵なので、婦人体温計、基礎体温表、排卵検査薬を使います。
毎朝寝床に入ったまま婦人体温計を口に入れ計測。忘れないうちに、基礎体温表にすぐ記入します。
興和新薬ヘルスケア プチソフィアコーワ コンピュータ基礎体温計 BT-14
自分の生理周期からだいたいの排卵日が特定できるので、排卵日4日前、3日前あたりから排卵検査薬を使用します。
排卵検査薬は朝一の尿は避け、10時くらいからの尿を用います。
朝一の尿は正確な判定ができなくなるためです。
できれば朝起きてすぐに検査したいのですが、残念。
LHサージ開始とともに排卵検査薬の陽性部分の色がだんだんと濃くなっていくので
色が薄くつきはじめたらタイミングをとり、一番濃くなったらそれがピークなので、翌日が排卵日とおもわれるため陽性になった日、そして翌日に2度タイミングをとると妊娠率があがります。
妊娠検査薬は1回の周期で5,6本使うので、×半年分くらい用意するといいと思います。
ちなみに私は30本くらい用意。妊娠検査薬は1回の周期で1回使うか使わないかなので
半年で6本くらいあればいいと思います。(^_-)-☆