マレーシアローカル幼稚園に通いだして2週間　涙の初日から リールキッズで英語漬け大奮闘 REAL Kids Malaysia

マレーシアのローカル幼稚園リールキッズに通いだして2週間が経過しました。
今までを振り返ってみると・・・

初日は私も心配で一緒に登園することに。初日はKも私も本当に辛かった～・・・。
朝、コンドの前で送迎してくれるチャイニーズのおばちゃんの車の助手席にKを乗せ、手を離した瞬間、
私が車に乗らないことを察したKは助手席から身を乗り出し嫌だと叫んで私にしがみついてもう離れたら終わりっていう感じだった。
泣いてわめいて大変だったので、私も助手席に乗せてもらい幼稚園に行く事になった。
幼稚園についても私から離れようとせず、他の子供達が集まってきても硬い表情のまま。
そして授業がはじまる頃みんなは教室に入っていったけど、Kはどうしても入ろうとしなかった。

ふとKのほうに目をやると、目を赤くして涙をこらえて耐えているKの姿があった・・・
私はこの瞬間本当に辛くて居たたまれなくなった。なんでこんな辛いことわざわざさせなきゃいけないんだろう！
ずっと日本の幼稚園に通わせてあげたかったのに！！ごめんね・・・

飴をあげるから、そしたら教室行くのよ。と幼稚園の事務のおばちゃんにチュッパッチャップスをもらったK。
さすがこどもはお菓子に弱い、お菓子でちょっと気分がまぎれたようで廊下で一人座って飴をなめていた。
「K,それ食べ終わったら教室に行くんだよ、わかった？」
首を横に降った。Kはずっと拒否した。(-_-;)
朝から緊張した顔のままだった。説得しようとしてもぜんぜんだめ。

1時間くらいたってやっと教室のほうに近づいてきたときに先生が興味をひいてKを中にいれた！　
私は外から窓越しの中の様子を見ること。

子供たちは先生のまわりに集まり話を聞いていたが、Kは遠くのほうでおもちゃを見つけしばらくひとりで遊んでいた。
その姿を見ているのが辛かった。先生が何を言っているかわからない！自分の言いたいことを言えない！友達が何をいっているかわからない！
そんな環境の中でじっと耐えなくてはいけないK！
私自身こういう苦手な状況は何度もあったなあ。イギリスでもマレーシアでも。その度にもどかしくて自分に嫌気がさすのだ。

そのうち、こどもたちは椅子に座らされて塗り絵をし始めた。おっ　Kも椅子に座って塗り絵を始めたぞ。
家でも塗り絵は大好きでよく塗っているから興味をそそられたようだ。しかもKは絵が上手で得意だし。
この時だけは色鉛筆を次から次へと変え、紙を何度も塗りつぶしていました。言葉は何も言わずにKはただただ塗り続けていた！
それを見ていてまた辛くなった。(-_-;)
目の前にあると紙と色鉛筆でKは一心不乱に塗り続けた。できることをした。頑張っていた。えらいよ！

そして軽食の時間になり、クラッカーがお皿の上に配られた。Kは与えられたクラッカーをかじってました。
そしてKはクラッカーをかじりながらうつむき涙をこらえていた。ああ・・・・
塗り絵で我を忘れていたけどまた我にもどったのか、状況を思い出したのかぐっとこらえていたようでした。

4時間経っていよいよ授業終了！
こどもたちはカバンを背中にしょい、靴を履いて家に帰るのがワクワクしてしょうがない様子でしたね。
Kもこの時だけは笑顔で自分のお気に入りのカバンを誇らしげにしょって教室の中を歩き回っていた。
廊下にいた私を見つけると晴れ晴れとした顔に！
長い長い一日だったね、K。

2日目は制服を着させるところからまた嫌がって泣き、お迎えの車が来ても泣き、降りようとするKを押し込んで私は乗らずに行かせた。Kは何を思ったか。
3日目は自分から制服を持ってきて驚いたけどやっぱり行く直前には嫌がった。
4日目も制服から嫌がった。

2週目になって、制服は嫌がるけど送迎のおばちゃんが優しいのでおばちゃんが来る時間だよ！とKに言うと急いで支度をするようになった！すごい進歩。
幼稚園に行く時間だよ、というかわりにおばちゃんが迎えにくる時間だよと言ってKをその気にさせている。( ´∀｀ )
Kは時計を気にしながらコンドの前まで急いでいくようになりました。ほっ・・

幼稚園が終わってKが乗った車がうちのコンドの前に止まった時・・・
中からKが私を見つける。その瞬間Kが笑顔になる。ほっとするのかその顔を見て私もほっとする。
一日いろいろあったでしょう、もどかしいことがたくさんあるでしょう、
でもよく今日も頑張ったね、我慢しているのかしていないのか、泣かなくなったね、えらいね、
そんな気持ちになります。

2週間経ってやっとKも少しだけ慣れてきたようです！親としても一安心。
頑張っているね、えらいね！
リールキッズの先生達はとってもフレンドリー。送迎のおばちゃんもとっても気さくで優しい。
みんなに支えられて第一歩を踏み出しました。力をあわせてがんばるぞ！
しかしこれから波乱万丈な出来事が待ち受けているだろうなあ～